2026年10月15日
チラシの反響が出てきた工務店が、次に迷わず手を打てる順番チラシ集客が回り始めたら、反響記録・OB客フォロー・ホームページ整備をどの順で手をつけるか
反響が出てきた今が、次の一手を考えるタイミングです
チラシを配り続けて、少しずつ電話やお問い合わせが増えてきた。これは本当に嬉しい変化です。ただ、ここで多くの社長さんが「このままもっとチラシを増やそう」「エリアを広げよう」と考えがちです。
でも、反響が出始めたときにやるべきことは、量を増やすことではありません。今あるものを整えて、次の反響・次の紹介につながる「仕組み」にしておくことです。今日は、その順番をお伝えします。
まずやること1:反響の記録を見返して、絞り込む
チラシに電話やお問い合わせがあったとき、「何を見て連絡してくれたか」「どんな工事の相談だったか」を一言メモしていますか。もしメモがあれば、まずそれを見返してみましょう。
- どのチラシ(表面の見出しや内容)に反応が多かったか
- どんな工事の相談が多かったか(水回り、外壁、建付け直しなど)
- どのエリアからの反応が多かったか
この3つを見るだけで、「次に配るチラシはどの内容を強めればいいか」「どのエリアに重点を置けばいいか」が見えてきます。反響が少しでも出てきたタイミングだからこそ、この記録には意味が出てきます。まだメモを取っていなければ、次の電話から「何を見て連絡いただきましたか」の一言を添えるだけで始められます。
次にやること2:OB客フォローを「仕組み」にする
チラシで新しいお客様が増えてきたら、それと同じくらい大事なのが、工事を終えたお客様(OB客)を放っておかないことです。せっかくつながったご縁を、1回の工事だけで終わらせてしまうのはもったいないことです。
OB客フォローは、難しいことをする必要はありません。
- 工事後、しばらく経ったころに「困りごとはないですか」の一声をかける
- 季節の変わり目に、ちょっとしたお便りやハガキを送る
- 次の小さな工事(網戸の調整、建付け直しなど)の相談先として思い出してもらう
これを「思いついたときにやる」のではなく、「◯ヶ月ごとに必ずやる」という仕組みにしておくことが大切です。たとえば、工事完了日をリストにしておき、2〜3ヶ月に1回まとめて連絡する、というだけでも十分です。新しいお客様への反響対応で忙しくなる時期ほど、このOB客フォローが後回しになりがちなので、あえて先に仕組み化しておくと安心です。
そのあとにやること3:ホームページを充実させる
チラシを見た人、OB客から紹介された人は、工事を頼む前に一度、インターネットで会社名を検索することが多いです。ここで情報が何もなかったり、何年も更新されていなかったりすると、「本当にこの会社で大丈夫かな」と不安になってしまいます。
ホームページに力を入れるのは、反響が出てから、記録を見返して、OB客フォローの仕組みができてからで十分です。順番が逆になると、ホームページだけ立派になって、肝心の中身(実績・お客様の声・現場の様子)が追いつかないということになりがちです。
充実させる内容は、難しいものでなくて構いません。
- 現場の写真(施工前・施工後)
- お客様からいただいた感想の言葉
- 対応しているエリアと、よくある工事内容
- 会社の所在地や代表者の顔写真など、安心材料になる情報
一度にすべてをそろえる必要はありません。まずは現場写真を撮ってため始めるところからで十分です。
なぜこの順番なのか
反響の記録→OB客フォロー→ホームページ、という順番には理由があります。記録を見ずにホームページだけ整えても、何を強く伝えればいいか分からないままになってしまいます。OB客フォローを後回しにしたまま新規のお客様ばかり追いかけると、せっかくつながったご縁が切れてしまいます。この順番で手をつけることで、今あるご縁を無駄にせず、次の一手に活かすことができます。
なお、ホームページの作り方や制度の活用方法などは、時期によって変わることもありますので、最新の情報は専門の窓口などで確認されることをおすすめします。
まとめ
- チラシの反響が出てきたら、まず増やすより「記録を見返す」ことから始める
- 反響のメモは「何を見て連絡したか」の一言で十分
- OB客フォローは2〜3ヶ月ごとの一声を仕組みにしておく
- ホームページの充実は、記録とOB客フォローのあとで十分間に合う
- 一度にすべてをやる必要はなく、今週は記録を見返すことだけ始めてみましょう