2026年9月12日
インボイスで結局何が変わった?請求書で気をつける3つの点
請求書、前と同じ書き方で出していませんか
インボイス制度が始まってから、取引先や仕入れ先から「請求書の書き方、うちはこれで大丈夫ですか」と聞かれたことがある社長さんも多いのではないでしょうか。
制度の名前は知っていても、「結局、自分の工務店は何をどう変えればいいのか」がぼんやりしたままの方も少なくないと思います。今日は制度の細かい仕組みではなく、「請求書まわりで何を確認すればいいか」「迷ったときに誰に聞けばいいか」というレベルで整理してみます。
なお、制度の内容は今後も変わる可能性があります。この記事は考え方の整理までにとどめ、最新の取り扱いは必ず税理士や税務署の窓口で確認してください。
請求書で気をつけたい3つの点
① 自分が出す請求書の書き方
工事代金の請求書に、決まった項目がきちんと入っているかどうかは、取引先にとって大事なポイントです。特に、元請けから仕事を受けている場合や、法人のお客様に請求する場合は、先方の経理担当者から「この書き方だと困る」と言われることもあります。
今使っている請求書のフォーマットが、今の制度に合っているかどうか。これは自己判断せず、一度税理士に見てもらうのが確実です。フォーマットさえ整えてしまえば、あとは毎回同じ形で出すだけなので、一度確認すれば長く安心して使えます。
② 材料屋さん・外注さんからもらう請求書
自分が受け取る側の請求書にも、注意すべき点があります。仕入れ先や外注の職人さんからもらう請求書の書式が変わっていないか、たまにチェックしてみましょう。
もし取引先の書式が制度に合っていない場合、こちらの経理処理に影響が出ることもあります。「うちは何も言われていないから大丈夫」と思わず、年に一度くらいは税理士に「今もらっている請求書、このままで問題ないですか」と聞いてみると安心です。
③ 迷ったときにすぐ聞ける相手を決めておく
一番大事なのは、実は①でも②でもなく、「わからないときに、すぐ相談できる相手を決めておくこと」だと思います。
請求書の書き方や取引先とのやり取りで「これでいいのかな」と迷う場面は、これからも出てきます。そのたびにネットで調べて自己流で判断するより、顧問の税理士や商工会議所の窓口など、専門家にひとこと聞ける関係を作っておくほうが、結果的に早く・確実に片付きます。
今週できる小さな一歩
いきなり全部を見直す必要はありません。今週は、次の1つだけやってみてください。
- 自分が普段使っている請求書のフォーマットを1枚、手元に用意する
- それを税理士に見せて「今の書き方で問題ないか」を確認する
これだけです。フォーマットさえ一度整えば、あとは同じものを使い回すだけなので、毎回悩む必要がなくなります。
顧問の税理士がまだいない、という場合は、地域の商工会議所や税理士会の無料相談窓口でも構いません。「請求書の書き方を確認したい」と伝えれば、具体的に見てもらえるはずです。
まとめ
- 請求書まわりで大事なのは、制度の暗記ではなく「今の書き方で大丈夫か」を確認すること
- 自分が出す請求書と、受け取る請求書の両方をチェックする
- 一番の備えは、迷ったときにすぐ聞ける税理士や窓口を決めておくこと
- 制度は今後も変わる可能性があるため、最新の取り扱いは税理士や税務署の窓口で確認を
まずは請求書1枚を手に、専門家に「これで大丈夫か」と聞いてみるところから始めてみましょう。