小さな工務店の
集客ノート

JibuLabo(ジブラボ)のブログ | 毎日1本ずつ増えます

LINEを名刺代わりに。工務店が電話より先に選ばれる理由

LINEを名刺代わりに。工務店が電話より先に選ばれる理由

「電話するほどでもないけど、聞きたい」を拾えていますか

「網戸が外れた」「換気扇の音が気になる」——こういう小さな困りごとを抱えたお客さんは、意外と電話をかけません。理由は単純で、「こんなことで電話していいのかな」「忙しい時間に迷惑じゃないかな」と気を使ってしまうからです。

その結果、困りごとはそのまま放置されるか、検索して出てきた知らない業者に流れてしまいます。これは工務店にとって、静かに機会を失っている状態です。

電話は「話す準備」がいる連絡手段です。一方でLINEは、思いついた瞬間にスタンプ一つ、写真一枚から会話が始められます。この「気軽さの差」が、小さな困りごとを拾えるかどうかの分かれ目になります。

写真が届けば、その場で概算の話ができる

LINE公式アカウントの一番の強みは、お客さんが自分のスマホで撮った写真をそのまま送ってくれることです。

たとえば「お風呂の水漏れ」という相談が来たとき、電話だけだと状況が伝わりにくく、「一度見に行かないと何とも言えません」となりがちです。ですが写真が1枚あれば、蛇口の種類や水漏れの箇所がある程度わかり、「これくらいの工事になりそうです」という目安をその場で伝えられます。

もちろん、正式な金額は現地を見てからのお話になります。ただ、目安すら分からない状態で不安なまま待たせるより、「だいたいこれくらいの範囲です」と早く返せることが、信頼につながります。お客さんにとっても「返事が早い」というのは、それだけで安心材料になるものです。

お金をかけずに始められる範囲でまず十分

LINE公式アカウントは、無料のプランでも基本的なやり取り(1対1のメッセージ、写真の受信、あいさつメッセージの自動送信など)ができます。月々の配信数には上限がありますが、小さな工務店が近所のお客さんとやり取りする分には、まずこの無料の範囲で十分に始められます。

必要なのは、スマホが1台あることと、返信する人(多くの場合は社長自身)を決めておくことだけです。ホームページのように作り込む必要もありませんし、更新を止めて放置してしまう心配も少ない仕組みです。

ただし、料金プランや無料でできる範囲は変わることがあるので、始める前に最新の内容を公式サイトで確認しておくと安心です。

チラシとの相性がとてもいい

チラシに電話番号だけを載せるより、LINEの友だち追加も選べるようにしておくと、反応のハードルが下がります。「電話するほどではないけど、とりあえず友だちになっておこう」という軽い気持ちで登録してもらえるからです。

一度友だちになってもらえれば、季節の困りごとのお知らせや、簡単なお便りを送ることもできます。これはOB客のフォローにもそのまま使えます。売り込みの連絡ではなく、「困ったときに思い出してもらう」ための細い糸をつないでおくイメージです。

LINEでの受け答えにも、ちょっとしたコツがあります

  • 返信は早めに。「今日中に返します」の一言だけでも安心してもらえます
  • 写真をお願いするときは、「全体が分かる写真」と「気になる箇所のアップ」の2枚をお願いすると状況がつかみやすいです
  • 概算を伝えるときは、「現地を見てから正式な金額になります」と必ず添える
  • 友だち追加のお願いは、チラシや名刺、現場の看板など、目につく場所に一言添えておく

まとめ

  • 電話は苦手でもLINEなら気軽に相談してもらえる
  • 写真が届けば、その場でおおまかな概算の話ができる
  • 無料の範囲でまず十分に始められる
  • チラシやOB客フォローとも相性がいい

まずはスマホでLINE公式アカウントを作って、チラシに友だち追加のご案内を一行加えるところから始めてみませんか。