小さな工務店の
集客ノート

JibuLabo(ジブラボ)のブログ | 毎日1本ずつ増えます

反響の記録は、問い合わせ時の「何を見ましたか?」の一言メモから始まります

反響の記録は、問い合わせ時の「何を見ましたか?」の一言メモから始まります

「なんとなく効いた気がする」で終わっていませんか

チラシを配って、しばらくして電話が鳴る。うれしいけれど、ふと「今の電話、どのチラシを見てくれたんだろう」と思ったことはありませんか。

多くの工務店さんは、ここを聞かずに終わらせてしまいます。工事の話を聞くのに精一杯で、「どこでうちを知ったか」までは確認しない。もったいないことです。せっかくの問い合わせが、次に活かせる材料にならずに終わってしまうからです。

反響を記録する、といっても難しいことをする必要はありません。ノート1冊あれば十分です。今日から始められる、シンプルな記録の付け方をお伝えします。

聞くことは「何を見たか」のひとこと

問い合わせの電話やメールが来たら、必ずこう聞いてみてください。

「失礼ですが、何かご覧になってお電話くださいましたか?」

答えは大体、次のどれかに分かれます。

  • 「チラシを見て」→ いつ配ったチラシか、内容も確認
  • 「近所の人に聞いて」→ 紹介です。誰からかも分かれば書いておく
  • 「Google検索で」→ ホームページやマップを見てくれた
  • 「前にも頼んだことがあって」→ OB客のリピート

これを聞くだけで、「チラシが効いたのか」「紹介が効いたのか」がはっきりします。何となく配り続けるのと、手応えを確かめながら配るのとでは、続けるモチベーションも変わってきます。

ノートに書くのはたった4項目

用意するのは特別なノートでなくて構いません。100円のノートで十分です。書く項目もシンプルにしましょう。

  1. 日付
  2. 何を見たか(チラシの種類・配った時期・地域名など)
  3. 問い合わせ内容(工事の種類)
  4. 結果(成約・見送り・保留)

例えば、こんな具合です。

「9/10 〇〇町How toチラシ(8月配布分) 網戸の張り替え相談 → 成約」

これだけです。1件あたり書くのに30秒もかかりません。パソコンの表計算ソフトでも良いのですが、電話を受けながらでもさっと書けるノートのほうが、続けやすいという声もよく聞きます。まずは手を動かしやすい方法で始めてみてください。

1ヶ月続けると見えてくること

このメモを1ヶ月、2ヶ月と積み重ねていくと、少しずつ傾向が見えてきます。

  • どの地域から反響が多いか
  • どんな内容のチラシ(困りごとの切り口)に反応があったか
  • チラシと紹介、どちらの問い合わせが多いか
  • 問い合わせから成約までどれくらいの割合か

たとえば「〇〇町では反響があるけれど、△△町ではあまりない」と分かれば、次にチラシを配る枚数や地域の優先順位を考える材料になります。「網戸や建付け直しの相談が多い」と分かれば、次のチラシのネタもそこから広げやすくなります。

大事なのは、記録を「答え合わせ」に使うことです。チラシを作るときに「こう反応してもらえるはず」と考えて配り、実際の反響と照らし合わせる。ズレがあれば、そこに次のヒントが隠れています。反響がすぐに増えるとは限りませんが、記録を続けることで、自分の商圏の反応の癖が少しずつ分かるようになっていきます。

家族やスタッフとも共有する

一人親方の方なら自分で管理すれば十分ですが、奥さんが電話番をしていたり、スタッフが数名いる工務店さんなら、この記録は必ず共有しておきましょう。

電話を受けた人が「何を見たか」を聞く習慣を持っていないと、せっかくの仕組みが途中で止まってしまいます。「電話を受けたら、まずひとこと聞いてノートに書く」というルールを、家族やスタッフ全員の共通の約束にしておくと安心です。

まとめ

  • 問い合わせが来たら「何を見て連絡してくれたか」を必ず聞く
  • ノート1冊に「日付・何を見たか・内容・結果」の4項目を書くだけでいい
  • 続けることで、効くチラシ・効く地域が少しずつ見えてくる
  • 家族やスタッフにも「聞いて書く」習慣を共有しておく

まずは次に電話が鳴ったとき、「何かご覧になりましたか?」のひとことから始めてみてください。