2026年9月20日
チラシは自分で作れる。手作り感はむしろ武器です
「デザインが下手だから」で止まっていませんか
チラシを作ろうと思っても、「自分にはセンスがないから」「パソコンが苦手だから」と手が止まってしまう社長さんは少なくありません。
でも、思い出してください。このブログで繰り返しお伝えしている通り、チラシで大事なのは見た目のかっこよさではなく、「困りごとに寄り添う言葉」です。きれいな商品チラシよりも、暮らしに役立つHow toチラシのほうが信頼につながります。だとすれば、デザインの完成度は最優先の条件ではないはずです。
むしろ、手作り感には手作り感なりの良さがあります。整いすぎたチラシは「よくある広告」に見えてしまいますが、手書き文字や少し不揃いなレイアウトは「近所の人が書いた」空気を出してくれます。5000世帯という狭い商圏で「顔の見える工務店」を目指すなら、この空気はむしろ武器になります。
まずは手書きでいい。ペン1本から始める
一番ハードルが低いのは、手書きです。白い紙とペンがあれば、今日から始められます。
コツは、上手に書こうとしないことです。文字が多少曲がっていても、伝えたいことが1つはっきりしていれば十分伝わります。たとえば季節の困りごとを1つ取り上げて、
- 「そろそろ網戸のご相談、増えてきます」
- 「台風前に、雨どいの点検はいかがですか」
というように、短い一言と困りごとを書くだけでも、立派なチラシの原型になります。あとはコンビニのコピー機で拡大コピーすれば、配れる枚数分を用意できます。
ワードでもう少し整えたいとき
「手書きはさすがに恥ずかしい」という方は、ワード(Word)で十分です。凝った操作は要りません。
- 上部に大きめの文字で「困りごと」を1行
- 中段に、それに対する一言アドバイスや対処法
- 下段に、会社名・連絡先・顔写真(あれば)
この3段構成だけ覚えておけば、フォントも配置も難しく考える必要はありません。むしろ装飾を足しすぎると、伝えたい言葉がぼやけてしまいます。文字を大きく、余白を広く。それだけで十分読みやすいチラシになります。
無料ツールを使うならCanva
もう少し見た目を整えたい場合は、無料で使えるデザインツール(Canva=キャンバ など)を使う方法もあります。テンプレートに文字を入れ替えるだけで形になるので、パソコン操作が苦手でも扱いやすいです。
ただし注意点が1つ。テンプレートのままだと「よくある広告っぽさ」が出やすく、せっかくの手作り感が消えてしまうことがあります。使う場合は、テンプレートの写真やイラストを控えめにして、言葉と顔写真を主役にすることを意識してください。
外注に頼んでいい場面
自分で作ることを基本にしつつも、外注(印刷会社やデザイナーに頼むこと)を使うべき場面もあります。
- 会社のロゴや名刺など、長く使う「顔」になるもの
- 何度も同じデザインを大量に印刷する必要があるもの
- 自分で作ってみたけれど、どうしても文字が詰め込みすぎてしまうとき
逆に言えば、季節ごとに内容を変える「How toチラシ」のような、こまめに更新するものは自作のほうが向いています。外注は時間もお金もかかるため、毎回頼んでいると更新が止まりがちになるからです。まずは自作で続けられる形を作り、必要な部分だけ外注に任せるという使い分けがおすすめです。
実際にやってみるなら
今週、まずは1枚だけ作ってみてください。テーマは「今の季節に困っていること」を1つ選ぶだけで大丈夫です。手書きでもワードでも構いません。うまく書こうとせず、近所の人に話しかけるつもりで言葉を選んでみてください。
まとめ
- チラシはデザインの完成度より「伝わる言葉」が大事
- 手書きはペン1本から今日でも始められる
- ワードなら「困りごと→アドバイス→連絡先」の3段構成で十分
- 無料ツールを使うときは言葉と顔写真を主役に
- ロゴなど長く使うものは外注、こまめに更新するチラシは自作が向いている
まずは1枚、うまく書こうとせずに書いてみることから始めてみませんか。