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見積書だけで負けていませんか。AIで提案書をつくる方法

見積書だけで負けていませんか。AIで提案書をつくる方法

相見積もりで金額だけを並べられると、勝負は価格の安さになりがちです。同じ工事内容でも「ていねいな提案書」を添えるだけで、お客様の判断材料が価格以外に増えます。今回は、見積書に一手間加えて提案書にする、AIの使い方をご紹介します。

見積書だけでは、選ばれる理由が伝わらない

見積書は「いくらかかるか」を伝える書類です。項目と金額が並んでいるだけなので、お客様から見ると、どの工務店の見積書も似たように見えてしまいます。特に相見積もりのときは、見比べやすい分、金額の差がそのまま比較の基準になりやすいものです。

一方で、同じ金額でも「なぜこの工事が必要か」「どんな工程で進めるか」「どこにこだわったか」が書かれた資料があれば、お客様は価格以外の視点で判断できるようになります。これが提案書です。金額の勝負を避けるためというより、お客様が安心して選べる材料を増やすためのものだと考えると、取り組みやすいはずです。

見積書と提案書の役割の違い

見積書と提案書は別物です。見積書は金額の一覧、提案書は「なぜその金額なのか」を説明する資料です。たとえば同じ「浴室リフォーム 80万円」という項目でも、提案書があれば、劣化状況の説明、工事の流れ、使う建材の特徴、工事中の生活への配慮などを添えられます。

すべての現場でここまで作る必要はありません。ただ、相見積もりになりそうな案件や、金額だけでは差がつきにくい案件では、提案書があるかどうかで印象が大きく変わります。

AIに下書きを任せてみる

提案書づくりで社長の時間を一番使うのは、ゼロから文章を組み立てる作業です。ここをAIに任せてみましょう。新入社員に仕事を教えるときと同じ順番で考えると分かりやすくなります。いきなり「提案書を作って」と丸投げするのではなく、まず材料を渡すところから始めます。

具体的には、見積書の内容(工事項目・金額・使用する建材など)と、現場で気づいたこと(劣化の状態、お客様が気にしていたこと、こだわった点)をメモやPDFのままAIに渡し、「これをもとに、お客様向けの提案書の下書きを作ってください」と指示します。文章の形になったものが数分で出てきますので、それを土台に手直しをしていきます。

最後に確認するのは社長の仕事

AIが作るのはあくまで下書きです。金額が正しいか、表現に誇張がないか、お客様との関係の中で伝えるべき言葉づかいになっているかは、必ず社長自身の目で確認してください。AIは事実を知りません。現場で見たこと、お客様と交わした会話は、社長にしか埋められない部分です。

この「下書きはAI、確認と最終判断は社長」という役割分担は、提案書に限った話ではありません。JibuLaboでも、ブログの毎朝投稿や写真からのブログ作成など、下書きづくりを日々AIに任せる運用を続けています。任せる範囲を決めて一つずつ引き継いでいくと、思っている以上に手が空いてきます。

まとめ

  • 見積書は金額の一覧、提案書は「なぜその金額か」を伝える資料
  • 相見積もりになりそうな案件ほど、提案書の有無で印象が変わる
  • 見積書の項目と現場メモをAIに渡せば、提案書の下書きが作れる
  • 金額の最終判断と表現の確認は、必ず社長自身が行う

今週出す見積書のうち一件だけ、提案書を添えて渡してみませんか。